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2010年度秋季学術大会
日本活断層学会「2010年度秋季学術大会」、「1586年天正地震シンポジウム」および巡検「養老‐桑名‐四日市断層帯と1586年天正地震」のお知らせ
日本活断層学会2010年度秋季学術大会実行委員会
「2010年度秋季学術大会」、「1586年天正地震シンポジウム」、および巡検「養老‐桑名‐四日市断層帯と1586年天正地震」を下記要領で開催・実施いたします。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
記
1. 開催日時・場所
11月26日(金) |
11:00~17:15 |
2010年度秋季学術大会(口頭・ポスター)
プログラム(PDF,190 KB)および講演予稿集(PDF,33 MB) |
17:15~17:30 |
学会賞・論文賞授賞式
(名古屋大学環境総合館 1階レクチャーホール) |
18:00~20:00 |
懇親会・若手優秀講演賞授賞式・日本の活断層フォトコンテスト授賞式
(レストラン「花の木」:環境総合館の近く)
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11月27日(土) |
9:30~16:00 |
1586年天正地震シンポジウム(口頭のみ、一般公開・無料)
(名古屋大学シンポジオンホール)
主催:日本活断層学会
後援:日本地震学会・日本地震工学会
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11月28日(日) |
巡検 |
養老‐桑名‐四日市断層帯と1586年天正地震
(8:00名古屋駅~巡検~16:00頃岐阜羽島駅・16:45頃名古屋駅)
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2. 参加費およびシンポジウムと巡検の詳細
2-1. 2010年度秋季学術大会
- 参加費:会員1,500円、非会員2,000円、学生会員1,000円
- 当日、2010年度秋季学術大会会場受付にてお支払いください(予稿集代込み)。
法人会員の方は所定の人数分、会員の参加費にてご参加いただけます。
- 予稿集は秋季学術大会とシンポジウムの合本となっております。
なお、シンポジウムのみの参加者には、シンポジウムの講演予稿を当日会場で無料配布の予定です。
2-2. 懇親会
- 参加費:会員・非会員5,000円、学生会員2000円
- 当日、2010年度秋季学術大会会場受付または懇親会受付にてお支払いください。
2-3. 1586年天正地震シンポジウム(一般公開)
- 参加費:無料
- 開催趣旨
1586年天正地震(M7.8)は、1891年濃尾地震(M8.0)と並んで東海地方の内陸活断層が起こした2大地震のひとつである。中世末期の動乱の時代に起きた地震として歴史的にも有名であり、その10年後の1596年慶長伏見地震(M7.5)や19年後の1605年慶長東海・南海地震(M7.9)へと続く、「地震活動期」を代表する地震でもあった。21世紀における東海・東南海地震の再来が迫っている東海地方において、天正地震から学ぶ教訓は大きい。しかし、天正地震については謎も多く、震源断層をめぐって諸説がある。本シンポジウムでは諸説を整理し、歴史記録や最新の観測結果とも合わせて謎の解明に迫りたい。
プログラム(敬称略)
プログラム(PDF,約100 KB)および講演予稿集(PDF,33 MB)(学術大会予稿集と合本)
司会:山口 勝(NHK)
趣旨説明 |
9:30~9:35 |
岡田篤正(立命館大学) |
午前の部:天正地震の全体像と震源の謎をわかりやすく解説
S-01 |
9:35- 9:55 |
天正地震の震源断層と地震の概要 |
岡田篤正(立命館大学) |
S-02 |
9:55-10:35 |
天正地震の地震考古学 |
寒川 旭(産業技術総合研究所) |
S-03 |
10:35-11:00 |
御母衣断層系と1586 年天正地震 |
杉山雄一(産業技術総合研究所) |
S-04 |
11:00-11:25 |
586 年天正地震と阿寺断層の最新活動 |
○廣内大助(信州大学)・安江健一(日本原子力研究開発機構) |
S-05 |
11:25-11:50 |
天正地震養老断層震源説を支持する地形地質的証拠 |
須貝俊彦(東京大学) |
昼食休憩(11:50~13:15)
午後の部:天正地震の実像に迫る研究の最前線
S-60 |
13:15-13:40 |
古文書からみた天正地震:最近の研究成果 |
松浦律子(地震予知総合研究振興会) |
S-07 |
13:40-14:05 |
1586年天正地震の震源断層:測地学的な視点 |
鷺谷 威(名古屋大学) |
S-80 |
14:05-14:30 |
中部地方の活断層の相互作用と連動の評価
-天正地震を例にして- |
遠田晋次(京都大学) |
S-09 |
14:30-14:50 |
伊勢湾断層の最新の活動時期 -約500 年前に活動したか- |
○豊蔵 勇(ジオ・とよくら)・岡田篤正(立命館大学)
岡村 眞(高知大学)・牧野内 猛(名城大学)
長谷川 淳(ダイヤコンサルタント)・藤原八笛(元ダイヤコンサルタント) |
休憩(14:55-15:10)
総合討論 |
15:10-15:50 |
司会:山口 勝・岡田篤正 |
総括 |
15:50~16:00 |
岡田篤正 |
活断層地形判読セミナー(養老断層) |
16:00~17:30 |
講師:岡田篤正・中田高
鈴木康弘・後藤秀昭・杉戸信彦 |
- シンポジウムのみの参加者にも、シンポジウムの講演予稿を当日会場にて無料配布の予定です。
2-4. 巡検「養老‐桑名‐四日市断層帯と1586年天正地震」
(参加受付は満員につき終了しました)
- 参加費:会員4,000円、非会員5,000円、学生会員2,000円(旅行保険代を含む)
- ≪学生会員の年会費は2,000円です。非会員で巡検に参加する学生の方は、この機会に入会することをお勧めします。なお、入会には申込書と学生会費適用申請書が必要です(詳細は HP参照)≫
- 募集人員:40名 先着順。ただし、学生会員・会員・非会員の順に優先させて頂きます。
- 移動手段:マイクロバス2台
- 参加費の支払い:原則として前々日・前日の各受付にてお支払いください。
行程 |
8:00名古屋駅太閤通口「銀の時計」(旧壁画前)集合 名古屋西IC~桑名IC |
1)桑名高校北付近 |
段丘面の背斜状変形と低断層崖・地下構造 |
2)桑名市西汰上・東汰上付近 |
沖積面の変形(逆傾斜と撓曲崖)と地下構造 |
3)桑名市多度町多度付近 |
段丘面の傾動(とその構成層の増傾斜)・多度大社 |
昼食休憩:道の駅「月見の里南濃」 |
4)海津市南濃町羽沢 |
撓曲崖と地下構造 |
5)海津市南濃町戸田 |
段丘面の逆傾斜 |
6)海津市南濃町志津~志津新田 |
沖積面の変形(逆傾斜と撓曲崖)と地下構造 |
大垣IC~岐阜羽島IC~16:00頃岐阜羽島駅~岐阜羽島IC~明道町IC~16:45頃名古屋駅 |
- 案内者(予定・敬称略):岡田篤正・須貝俊彦・廣内大助・杉戸信彦・松多信尚・杉山雄一
≪なお、27日の16:00~17:30に、巡検案内を兼ねた「活断層地形判読セミナー(養老断層)」を開催しますので、参加希望者はシンポジウム会場にお集まり下さい≫
3. 申し込み
3-1. 2010年度秋季学術大会および1586年天正地震シンポジウム(一般公募枠)の発表申し込み
- 申し込み締め切り:10月18日(月)必着 →受付終了
- 本大会では、学術大会の口頭発表およびポスター発表を対象として、「若手優秀講演賞」を授与します。選考対象は、筆頭発表者が2010年4月1日時点で39歳未満の発表とします。
- シンポジウム(一般公募枠)への申し込みが多数の場合、2010年度秋季学術大会の口頭発表へと切り替えさせていただきます。あらかじめご了承ください。
-
予稿集原稿のPDFファイル(フォント埋め込み)を添付して電子メールにて実行委員会アドレス(jsaf-2010fall@m.aist.go.jp)までご送付ください。その際メール本文に以下の項目を記してください。
- 発表代表者の氏名・所属
- 連絡先(住所・メールアドレス)
- 発表題目
- 発表形式(口頭・ポスター)
- 口頭発表の場合の使用機器(液晶プロジェクタ・OHP・その他)
- 発表形式については時間および会場スペースの関係で変更をお願いする場合があります。また使用機器についてはご希望に添えない場合がありますのでご了承ください。
- ポスター発表はヨコ900 mm・タテ1800 mmのサイズでお願いします。
-
予稿集原稿の執筆要領
- 1件の発表につきA4サイズ2頁以内とします。
- 用紙縦置きの横書きとし、余白は左右25 mm・上端30 mm・下端35 mmとします。
- 予稿の内容は、上から「和文タイトル」「和文著者名(所属)」「英文タイトル」「英文著者名」「本文」の順とし、「和文タイトル」「和文著者名(所属)」「英文タイトル」「英文著者名」は中央揃えとしてください。また「英文著者名」と「本文」の間は1行空けてください。本文が英文の場合「英文タイトル」「英文著者名(所属)」「本文」としてください。その場合「英文著者名(所属)」と「本文」の間は1行空けてください。
- 複数著者による発表の場合には、発表者の氏名の左肩に °を付してください。
- 書体・サイズは、タイトル・著者名はゴシック体かサンセリフ体の14 pt、その他は明朝体かセリフ体の11 ptを基本としますが、異なる書体・サイズでも受け付けます。
- 図・表・写真の挿入は可能です。ただし印刷はモノクロとなります。
- 公序良俗に反する内容、他人を誹謗中傷する内容、その他日本活断層学会の学術大会にふさわしくないと認められる発表申込については受付を拒否することがあります。
- 予稿集原稿の著作権は、日本活断層学会の著作権規程に従い日本活断層学会に帰属するものとします。
3-2. 懇親会の申し込み
- 申し込み締め切り:10月18日(月)必着
- 参加希望者は、氏名・所属・メールアドレスを実行委員会アドレス(jsaf-2010fall@m.aist.go.jp)にお送りください。参加人数把握のため事前申し込みにご協力お願いいたします。
- 人数に余裕がある場合当日参加希望も受け付けます。2010年度秋季学術大会会場受付または懇親会受付までお申し出ください。
- 非会員の方でご参加を希望の場合も事前申込をできるだけお願いいたします。当日申込は会員が優先されます。ご了承ください。
3-3. 巡検の申し込み
- 申し込み締め切り:10月18日(月)必着 →巡検参加の受け付けは満員につき終了しました
参加希望者は、氏名・生年月日・所属・メールアドレス・住所・連絡先を実行委員会アドレス(jsaf-2010fall@m.aist.go.jp)にお送りください。なお、生年月日・住所・連絡先の情報は旅行保険の契約以外には使用しません。
人数に余裕がある場合、締め切り後も参加希望も受け付けます。実行委員会アドレスまでお申し出ください。
- 巡検案内書を配布する予定です。
4. 巡検の詳細について
11月中旬に参加予定者に連絡いたします。
(お問い合わせ)
日本活断層学会2010年度秋季学術大会実行委員会
e-mail: jsaf-2010fall@m.aist.go.jp