ニュース・お知らせ

熊本地震関連の活断層学会からのメッセージ

2016年04月28日

1) 活断層・地震断層の定義について(4月18日 熊本地震に関する関係学会合同記者会見コメント

2) 地震断層調査の際の留意事項
多くの会員が現地で緊急調査を実施されていますが、調査の際には被災者にご迷惑が及ばないように十分ご留意ください。クロスチェックは重要ですが、何度も同じ場所へ多数が押しかけることのないようご配慮をお願いします。
市街地では調査を自粛して欲しいという住民の声もあります。防犯上の理由から,部外者の侵入を懸念されています。調査者を装って犯罪に及ぶ例もあるようです。
私有地に無断で立ち入らず住民の許可をとること、調査にふさわしい服装(作業着,ヘルメット,名札等)を着用すること、写真撮影時にプライバシーに配慮すること等にもご留意ください。
日本活断層学会では,以上のような留意事項を会員間で共有したいと思います。

3) 地震断層データの取扱に関する留意事項
災害時の緊急調査ではオリジナリティが曖昧になりがちですが、研究者倫理は求められます。データ出典を明確にするよう心がけてください。
日本活断層学会がHPなどで公開している情報,データを転載、あるいは報道される場合は,以下の取扱をお願いします。
・データ出典は調査者名として下さい。(日本活断層学会ではありません)
・報道で利用される場合は、調査者に了解を取ってください。
・その他、疑問がある場合は活断層学会事務局(トップページ参照)宛にお尋ねください。

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